光。

途方も無く彷徨う
気の向くままに、足の向くままに…
あてのない道を、ただ単に前だけ向いて。
何も考える事無く、ただ単に。
ふと気がついたら一軒の家の前。
無意識のまま足の向く先には、ずっと静かな空間が。
それはただ単なる空間じゃない。
一番大切な空間。
その空間の先に見える一つの小さな星
わずかに輝くその小さな星を目がけて
無意識にベクトルが向く

今、星は何を見ているのだろう…